世界最大級のブルーストーン彫刻モニュメント
(全長4メートルx高さ180x幅120センチ)
ニューヨーク州のシンボルフィッシュであり、ハドソン川に今も実在する「古代魚・チョウザメ」をモチーフに、川のスピリッツを表現した躍動感溢れる石彫刻。18トンの原石から彫り出され、ニューヨーク州テリータウン・ハドソンハーバーに恒久設置。
こちらのモニュメントの制作ドキュメント(読売テレビ制作)が、Youtubeでご覧いただけます。プレスのページからリンクでお楽しみください。
子ども達は歴史の本を読み、平和な世界を築くために話し合っています。この作品は第二次世界大戦中、ナチス・ドイツによって命を奪われた150万人の子ども達に捧げられました。「歴史を学び、世界平和を築くために一人一人ができることを一緒に考えていきましょう(吉野挨拶)」NJ州イングルウッドのシナコーグに恒久設置。
子供たちの背景にあるハナミズキの木は、未来へと続く「命」のシンボル。開かれた本のページには、ヘブライ語と英語でひと言だけ「Remember: 忘れない」と刻まれ、真ん中には「平和な世界の種」として小さなガーネットが埋め込まれました。これは、1940年に「命のビザ」を発給しておよそ6000名のユダヤ人を救われた杉原千畝氏の孫である杉原千弘氏から提供されました。
イタリア・カッラーラの大理石の山から切り出された25トンの石塊は、柔らかな曲線のラバーズに生まれ変わり、富山駅北のブールバールに恒久設置。 彫刻高 345cm / 台座高 200cm
2018年8月、富山駅モニュメント設置委員会より制作依頼を受け、吉野はミケランジェロもこよなく愛した大理石の聖地イタリア・カッラーラに渡り、二体目の『ラバーズ』を原石25トンから制作開始。大作プロジェクトのため、コンピューターやロボットの使用を強く勧められましたが、吉野はそれらを一才拒否。最後まで「人の手から生まれる有機的な形」に拘り、伝統的なイタリアの石工職人たちと「手彫り」で完成させました。2019年12月、カッラーラ港を出発した『ラバーズ』は、サウジアラビア、シンガポール、釜山を経由し2ヶ月半かけて富山新港まで海上輸送されました。2020年3月、ラバーズ像は富山駅北ブールバールに設置され、台座には富山県の中高校生をはじめ、世界から寄せられた5798通の「夢の手紙」が収められたました。